辺境の獅子は瑠璃色のバラを溺愛する なんなんだこの可愛さは。俺を悶え殺す気か

辺境の獅子は瑠璃色のバラを溺愛する

著者:三沢ケイ イラスト:宵マチ

美貌を見込まれ、伯爵家の養女となったサリーシャ。
王太子妃候補として育てられるものの、王太子のフィリップが選んだのはサリーシャの友人・エレナだった。
かすかな寂しさの中で迎えた2人の婚約者発表の日、賊に襲われたフィリップとエレナを庇ってサリーシャは背中に怪我を負う。
消えない傷跡が体に残り、失意に沈むサリーシャのもとに、突然10歳年上の辺境伯・セシリオ=アハマスから結婚の申し込みがあり!?
――お会いしたこともない方が、なぜ私に求婚を?
戸惑いつつも、寡黙な彼が覗かせる不器用な優しさや、少年のような表情にサリーシャは次第に惹かれていく。
ずっと彼のそばにいたい。でもこの傷跡を見られたらきっと嫌われてしまう。
悩むサリーシャだが、婚礼の日は次第に近づいてきて…

発売日:2019年04月26日
定価:1200円+税 +税
判型:四六判
ISBN:978-4-391-15365-1

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